2022年11月27日(日)、万代シルバーホテルにて、にいがた花絵プロジェクト30周年記念パーティーを開催しました。
過去に10周年、20周年の節目に行ってきた記念パーティー「花宴(はなうたげ)」ですが、今回は30周年の節目でありながら、花絵プロジェクトの活動休止ということもあり、今までお世話になった皆さまをお招きして感謝を届けるべく「感謝の花宴」としました。
ただ、コロナ禍という難しい状況で、参加を見送られた方も多く、すべての方にご参加いただくことは叶いませんでした。
少しでも当日の雰囲気をお伝えすべく、駆け足ですが記念パーティーを振り返ってみたいと思います。しばしお付き合いください。
14:00 実行委員集合・準備開始
受付の用意、ヒストリーパネルの展示、スライドショーの準備や、各テーブルにお名前やちュ感謝状などのセッティングを手分けして行います。

受付やテーブルセッティングなどおもてなしの準備完了!
15:00 受付開始
参加される皆さまが続々と会場へ。テーブルに用意された30周年記念誌に目を通す方、久しぶりに会う花絵仲間と旧交を温める方、会場に作られたヒストリーパネル&懐かしのアルバムコーナーで思い出話に花を咲かせる方など、開宴までの間を思い思いに過ごしてくださいました。

過去の花絵を振り返るパネルや花絵初期のアルバムも展示しました
16:00 感謝の花宴、開宴
まずは、実行委員長である関 京子よりご挨拶。30年という長い期間にいただいたご支援に深く感謝を述べさせていただきました。
続いては、ご来賓である新潟市 食と花の推進課 吉田様よりご挨拶をいただきました。
そして、乾杯のご発声はNPO法人 文化現場 小川様よりいただきました。小川様は、にいがた花絵プロジェクトの立ち上げメンバーの一人でもいらっしゃいます。30年の労をねぎらっていただきましたこと、お礼申し上げます。
乾杯の後は、しばらく美味しい料理に舌鼓。コロナ禍のため手酌をお願いしましたが、皆さまが穏やかに談笑しながら会食される様子は、心がほっこりするものでした。
また、会食の間に、にいがた花絵プロジェクトの30年を振り返るスライドショーを上映、時折聞こえる「懐かしいなあ」の声に時間の流れを感じます。
そしてパーティーは「感謝の花宴」ですから、皆さまへの感謝の気持ちをお渡しすべく、感謝状贈呈タイムへ。
まずは、ここまで花絵プロジェクトに協賛いただいた企業・店舗さまを壇上にてご紹介し、おひとりずつ感謝状をお渡しします。花絵プロジェクトが活動を続けて来られたのも、ご支援いただいたお陰です。心より御礼申し上げます。
法人協賛
- サトウ食品株式会社さま
- 白新工業株式会社さま
- 株式会社シルバーホテルさま
- 港すしさま
- 新潟県都市緑花センターさま

なかには30年間ずっとご支援いただいた企業さまも!
そして花絵の肝である、チューリップを生産している皆さまへ感謝状をお贈りしました。
新潟にチューリップが無ければ、花絵は生まれませんでした。素人である私たちが畑で花を摘ませていただくことができたのも、生産者である皆さまのお陰です。本当にありがとうございました!
生産者団体
- 新潟県花卉球根農業協同組合さま
- 河渡球根組合さま
- 河渡東光球根組合さま
続いては、一緒に花絵を盛り上げてくれた制作地の皆さまへ感謝状の贈呈です。
新潟駅を中心に始まった花絵ですが、「私たちもやってみたい!」と、新潟県内外の各地で花絵を作り続けてくださった団体の皆さまです。
花絵プロジェクトが掲げたチューリップコミュニケーションを体現してくださったこと、各地でたくさんの笑顔を咲かせてくださったことに感謝申し上げます。
制作地
- フローラ・ファインさま
- 上山わくわくサタデーさま
- リージェンス・ウエディングマナーハウスさま
- ゆいぽーとさま
最後に、にいがた花絵プロジェクトの運営に協力くださった皆さまへ感謝をお伝えしました。
花絵の現場へ足を運んでくださったり、バックアップをしてくださったり、花絵の記録を撮り続けてくださったり、時にはご協賛いただいたり、色々と助けてくださったこと、お礼申し上げます!
協力
- 新潟市 食と花の推進課さま
- 文化現場さま
- スタジオF(t)さま
- 坂井幸子アートフラワーデザインルームさま
そしてもうひとり、ここまでプロジェクトを引っ張り続けてきてくれたこの方に感謝を伝えなければなりません……ということで、本人には知らせず、サプライズを仕掛けました!
会場に突如現れる、ロウソクに火の灯るバースデーケーキが登場!
三代目実行委員長である関さんは、パーティーの4日後がお誕生日。16年間プロジェクトの先頭に立ち、大きな責任を背負ってきました。お誕生日祝いとここまでの労をねぎらうという意味でのサプライズです。
ちなみにこの日、お誕生日の方が参加者の中にいらっしゃいました。また、お誕生日が近い実行委員も。お三方には壇上にて、バースデーケーキを照らすロウソクの火を消していただきましたが、時節柄、口で吹き消すわけにいきません。3人で必死に手で仰いで火を消します。なかなか消えない火に盛り上がる会場内、「頑張れ!」の声も上がります。
無事、ロウソクの火を消したところで一言ご挨拶いただいて、チューリップの花をプレゼント。ケーキはお誕生日の3人を中心に美味しくいただきました。サプライズ成功ですよね、委員長?
盛り上がったところで、花絵名物「まりさんの余興タイム」へ。
チューリップの歌を歌いながら、片手は上下に動かし、もう片手は三角形を描くという、非常に脳みそがこんがらがるウォーミングアップのあと、全員参加のジャンケン大会へ突入!

こうして見ると、皆さまがまりさんに操られているみたいですね
気づけばあっという間の2時間、楽しい時間はどうして短く感じるのでしょう。
中締めのご挨拶を、新潟県花卉球根農業協同組合 豊島様よりいただきました。
最後に参加者全員で記念撮影を。
こうして同じフレームに収まるのは今日が最後なのに、そんな気がしません。いつもの花絵仲間の雰囲気でシャッターが切られていきます。
18:00 名残惜しくも閉宴
晩秋の日暮れは早く、閉宴のころには外は薄暗くなってきていました。
参加された皆さまを実行委員がお見送りします。

感謝の証のチューリップをお渡ししながらお見送りしました
つい「じゃあ、次は春に会いましょう」と言ってしまいそうですが、プロジェクトは休会、春の予定はまだ白紙のままです。少しの淋しさと、久しぶりに会って話せた楽しさが入り混じった複雑な感情が会場の雰囲気にも感じられました。
参加された皆さまへ感謝をお届けする「感謝の花宴」でしたが、会場では逆にたくさんの「ありがとう」のエールをいただきました。こういった皆さまに支えられての30年なのだと、改めて思います。
にいがた花絵プロジェクトは2022年12月に活動を休止しますが、チューリップや花絵でつながったご縁はこの先も続きます。願わくは、また春にチューリップの前でお会い出来ますように!
参加された皆さま、30年間支えてくださった皆さまに、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました!!
Special Thanks
トーゴスタジオさま
会場にお花を届けてくださったのはトーゴスタジオの菅原さま。
素敵なお花にメッセージが添えられていました。
『にいがた花絵プロジェクト30周年おめでとうございます。長い間おつかれさまでした。次のステージ、楽しみにしてます。皆様! おつかれさまでした!!』
豪華な雰囲気のお花は、さっそく会場のステージ上へ飾らせていただきました。
トーゴスタジオさんは、分割して作られる巨大花絵のボードの制作や、当日のボード設営などを行ってくださる企業さまで、花絵のとても大切な裏方部分を担ってくださっていました。こちらこそ、ありがとうございました! そしておつかれさまでした!
スタジオF(t) 渡部さま
にいがた花絵プロジェクトの30年の一瞬一瞬をカメラにおさめて来られたのがスタジオF(t)の渡部さま。この日も肩から愛用のカメラを提げられていて、周囲の方からも「渡部さんは今日も仕事してる!」などと言われながらも、会場のあちこちで参加者の皆さまの笑顔を次々に撮影されていました。
このパーティーで参加された皆さまにお渡しした、にいがた花絵プロジェクト30周年記念誌には、渡部さんの撮影された写真が多く使われています。記念誌という形で世に残すことができたのも、写真という記録を撮り続けてくださったお陰です。ありがとうございました。

たまには被写体になってください
実行委員のみんな
参加された皆さまをお見送りしたあと、会場には静けさが残ります。せっかくだから、と実行委員のみで記念写真を撮影しました。

司会のおふたり。前夜21時の司会任命を見事こなしてくれました
ぶっつけ本番の内容もありましたが、無事に記念パーティーを行うことができたのは、みんなの協力のお陰です。いつも思っていましたが、花絵のスタッフは本番に強いですよね。頼りになります! 本当にお疲れさまでした! そして、記念パーティーだけではなく、花絵全般のお仕事に対して、心から敬意と感謝を申し上げます。みんなありがと―――!!!